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看護師生活4年目に突入し、プリセプターも経験され初期の研修もひと段落したところですが、今どのようなことを考えていますか?
最近 また勉強したくなって「エキスパートナース」という雑誌の定期購読を始めました。いちから勉強、復習したくなってきました。
定期購読いいですよ!本を一つ定期購読をすると強制的に家に届くから勉強しますよね。経費も掛かっているからもったいない、回収しようという気にもなるし。!(^^)!看護師はずっと勉強していかなきゃいけない。医学は常に進歩しているから。自分が学生時代に学んだことがもう常識ではなくなっていることもよくありますから。
そうですね。これからとれる資格を狙っていきたいです。認定看護師とかですね。「緩和ケア」や「認知症看護」の認定看護師に興味があります。
認定看護師ですか。いいですね!
そうですね。「認知症看護」はこれからは高齢化で認知症の看護はもっと需要が高まっていくんだろうし、そういう資格を取って地域包括ケア病棟で勤務して、いずれは地域医療をやってみたいという夢があります。「訪問看護」も興味深いと思っています。まだ外科しか経験がないけれど、内科にも勤務して地域医療をやってみたい。
「在宅医療」はAさんにとっても合っている気がします。Aさんの穏やかで誠実そうな人柄なら地域医療の現場でも患者さんや家族に信頼され、活躍できるのが目に見えるようです。
ぜひ、資格試験に挑戦してスキルアップしてほしいと思います!!
外科病棟でキャリアを確実に積んできたAさん。穏やかな中にもこれまでの経験に裏うちされた自信と余裕が感じられました。一本筋が通っているそんな方。このお話を聞いたのは、実は夜勤明けというお疲れのときだったのですが、彼女はキラキラしていました。
今 コロナの影響で看護の道を目指そうか迷っている人や、看護師への復職を考えている人もいると思うのですが、現役看護師としてそんな方々にメッセージをお願いしたいです。
私は高校生の時、「看護体験」に来て、看護師になることを決めました。今の学生さんたちは病院での看護体験や病院実習がままならないと聞いています。本当は私のように実際の臨床現場を体験できたらいいのだろうけれど、それも難しい中っですが、「看護師になりたいなら、やってみよう。いろいろなことが今はあるけれど、本当になりたいならすべて超えたところで、やってみようと思うのではないでしょうか。迷っている人へ、やってみよう。と言ってあげたい」
おぉ~!('◇')ゞ 力強いお言葉。でもその通りだと思います。
看護を目指す人はそういう難局でも覚悟を決めてなるのかもしれません。きっぱりと言い切ってくれたAさんの表情は清々しいです。学生の時からのお付き合いのAさんがこうして院内で活躍している姿は、感慨深いものがあります。
現在のリアルな気持ちと、将来の夢について語ってくれましたが、もし過去の自分に何か言ってあげるとしたら?
Aさんならなんてお声を掛けますか?
私は 看護師になって正解だった。
学生の時から看護師しか考えていなかった。資格を取りたかったのだけど、
他の資格職ではなく、看護師で間違いなかった。
またもう一度学生に戻ったとしても、私は看護師を選んだと思う。
今後も辞めずに続けていくと思う。
過去の私、「看護師を選ぶ」 その選択で合っているよ。
Aさんにお話をきいてみて、経験を積んだからこそ見える患者像、指導している後輩への思い、そして将来の夢や、過去の自分へのメッセージなどリアルなお声を聴かせてもらいました。
聞いていてとても素敵なお話だったし、これを読んでくれているあなたにも響く言葉があったのではないかと思いブログにさせてもらいました。
Aさん 忙しい中インタビューに答えてくれてありがとう。
そして今年 医療界は激動の変化を遂げ、揺れ動いている最中でもあります。
誤解や偏見もなくはない現状で、それでも臨床現場では毎日患者さんのために必死に、ひたむきに、看護に向き合う看護師たちが今日も働いています。
そんなリアルな声を。書いていきたいと思います。