〒274-0805 船橋市二和東5-1-1
047-448-7111
12/21(水)2階中央病棟のカンファレンスルームにて、「悪性腫瘍と栄養」をテーマに職員向けの講義を行いました。
講師は緩和ケア認定看護師です。
栄養は、がんの発生と治療の多くの側面で大きな役割をはたしています。
栄養不良は、がん患者において、不良な予後の指標として、また、生活の質の低下など介入すべき重要な要素として認識されています。
がん患者に多い栄養不良の原因として、「悪心・嘔吐」、「食欲不振」、「便秘」、「消化管閉塞」、
「全身倦怠感」などがあります。それぞれの症状の概念、原因、それぞれの症状に合ったアセスメントや食事の工夫を学びました。
また、臨死期における輸液療法についても学びました。患者さんの全身状態を見ながら慎重に行う必要があること、また、安易に輸液を始めるのではなく、「患者さんや家族の食べたい、食べさせたいという思い」にも十分に配慮していく必要があることを確認しあいました。
この日、講義に参加したのは、看護師、医師、栄養士。
担当患者さんの栄養について相談しあったり、確認したりしながら、講義は行われました。