あっという間に２年が経ちました

２年目看護師、一人ずつスピーチをしました。

様々な症例からの学びを現在の看護実践につなげ、更に学びを深めた報告が多くありました。

「担当看護師として患者さんや家族に寄り添い、想いや願いの実現に向けてチームや他職種への働きかけができるようになった」、「今では家族への介護指導を自信を持って行うことができる」など、患者さんとのかかわりや日々の看護を通して成長しつづけている２年目看護師です。

講師は、千葉健生病院看護学生担当の秦師長。

「患者の立場に立つ、患者の要求から出発する、患者とともにたたかう」という民医連の看護を、秦師長がこれまでに出会った患者さんや家族とのかかわりや、看護の実体験を通して話してくださいました。

自分達の日々の看護と重ねながら聞くことができ、これから目指す看護をより具体的にとらえることができました。

ＫＪ法という方法を用いて、グループワークをしました。

それぞれの考えている課題をカードに一つずつ記入。それをグループ内で出し合い、類似した内容ごとに分類し、図式化するという作業をみんなで意見を出し合いながら進めていきます。

こうして意見を発信する力は、看護チーム内、他職種とのカンファレンスなど、日頃の看護の中でも必要となる力です。

どこのグループでも意見交換が活発に行われ、和気あいあいと楽しくとりくみました。

「初心を忘れずに３年目もとりくみたい」、「もう半人前とは言わせない！」と前向きな目標が出ました。

４月から入職してくる新人看護師の担当指導係として、チームのメンバーとして、民医連の看護師としてますます活躍してくれると思います(^.^)

研修最後は、病棟師長、主任看護師、一年間担当だった先輩看護師からのメッセージ付き修了証の授与式です。

この一年間、まだまだ学ぶことも多く大変だったとは思いますが、同期で支え合いながら２年目看護師みんなが笑顔でこの日を迎えることができました。

３年目も力を合わせて頑張っていきましょう！